水分 基準14.0〜15.5程度 |
主に食味と貯蔵性に影響する重要な品質要素であり、特に貯蔵性は水分が高いほど悪くなる。 |
タンパク質 基準:玄米8.5以下 精米7.5以下 |
タンパク質が高くなると御飯の「粘り」が悪くなり、一般的に粘りのある御飯が好まれるので、 |
たんぱく質が低いほうが美味しく感じます。(精米すると0.5〜1.5%下がります。) |
アミロース 基準20%以下 |
お米のデンプンは「アミロース」と「アミロペクチン」という2種類の違った成分から成り立っています。 |
タンパク質と同じアミロースは御飯時の粘りに関わってきます。つまり低ければそれだけ、美味しいと |
いうことになります。 なお、もち米ではアミロースが全く存在しません。おもち独特の粘りはここからくるのです。 |
脂肪酸度(玄米のみ)基準値20.0以下 |
玄米のみの測定・表示です。脂肪酸度は、お米の「古米化現象」に関わります。脂肪酸度だ高いほど痛みやすいことになります。 |
老化性 基準80以下 |
「炊き立ては美味しくても冷えるとどうも・・・・・」ということが一度はあると思います。この原因はお米の |
中にあるデンプン質の変化にあります。この変化を「老化」と呼んでおり「老化」しにくい御飯ほど冷めても粘りがあり美味しいとなります。 |
スコア 基準70点以上 |
以上のことから総合的に何点になるかを表します。 |
基準となるのは「静岡産の日本晴」であり、これを70点としています。 |
こしひかり:75〜84点 きぬひかり73〜82点 日本晴71〜78点が徳島産の良い米の得点です。 |